森の記憶

学生時代、大好きだった陶芸家の鯉江良二さんを尋ねた、設楽の工房。
その時、当たり前のように彼の周りの人たちと彼の日常の中に加わり設楽の工房で過ごした。

前橋育ちの私はあそこで初めて立派な霜柱も整然とした杉林も意識して見たような気がする。住処としての森を。

鯉江さんの友達のお子さんの誕生日ケーキをホットケーキでつくったり、手羽先のうまいの買いに一緒に行ったり…
泊まるでしょ?と言われるままに…ドラム缶のまき風呂に入って、工房のどこかに寝たはず。
寝た部屋の記憶が全く無いんだが…

設楽の山を走っているとこのことをいつも思い出す。
今日も豊橋の展示会へ向かう設楽の山で初心に帰る。


もう一つ、今日は20年振り?何かと気にかけてくれる陶芸家の方が展示会に…
ピョコッと言いながら顔をだしてくれた。
本当にそう言いながら私の顔を、覗いたお茶目な方。20年振りなのに…
で、喜んでた私は….奥様も?と出入り口の方を見たら…
すでに座席に座った奥様も…ピョコッと言いながら顔を横に傾けてくれた。やはり20年振りなのに…
お茶目すぎるご夫婦だ!

ありがとう(*^^*)
つたない私の作品まで購入してくれました。
いろんな繋がりに…ありがとうです。